古語:

育むの意味

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学研全訳古語辞典

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は-ぐく・む 【育む】

他動詞マ行四段活用

活用{ま/み/む/む/め/め}


羽で包みこんで保護する。


出典万葉集 一七九一


「わが子はぐくめ天(あめ)の鶴群(たづむら)」


[訳] 私の子を羽で包んで保護してやってくれ。大空の鶴の群れよ。


育てる。養育する。


出典源氏物語 桐壺


「もろともにはぐくまぬおぼつかなさを」


[訳] いっしょに養育しないゆえの気がかりな気持ちを。


世話をする。めんどうをみる。


出典平家物語 灌頂・女院出家


「誰(たれ)はぐくみ奉るべしとも見え給(たま)はず」


[訳] だれかが世話申し上げているだろうともお見えにならない。


参考

「羽(は)含(くく)む」の意から。「はごくむ」とも。








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