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自然の意味

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学研全訳古語辞典

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し-ぜん 【自然】

名詞

人為によらず存在する事象。


本来の性質。本性。



じ-ねん 【自然】

名詞

本来そうであること。ひとりでにそうなること。


出典三冊子 俳論


「千変万化する物はじねんの理なり」


[訳] 種々さまざまに変化する物は、本来そうなるべき道理である。



し-ぜん(に) 【自然(に)】

副詞

おのずから。


出典枕草子 世の中になほいと心憂きものは


「しぜんに、宮仕へ所にも親・はらからの中にても、思はるる・思はれぬがあるぞ、いとわびしきや」


[訳] おのずから、宮仕えする所でも、親・兄弟姉妹の中でも、愛される・愛されないがあるのは、とてもつらいことよ。


もしも。万一。


出典平家物語 四・競


「しぜんのこと候はば、真っ先駆けて命を奉らん」


[訳] 万一のことがございましたら、真っ先に駆けつけて命を差し上げよう。


注意

現代語にの意味はない。中世では「しぜん」はの意味に用いられることが多い。









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