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言ひ遣るの意味

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いひ-や・る 【言ひ遣る】

他動詞ラ行四段活用

活用{ら/り/る/る/れ/れ}


(使者や手紙を通して)言葉で伝える。言い送る。


出典伊勢物語 五四


「昔、男、つれなかりける女にいひやりける」


[訳] 昔、男が、冷淡だった女に言い送った(歌)。


〔多く下に打消の語を伴って〕すらすらと言う。最後まで言う。


出典枕草子 宮の五節いださせ給ふに


「えもいひやらねば」


[訳] どうしてもすらすらと言わないので。


参考

「いひもやらず」もと同意の表現。「も」は挿入された強めの助詞。「いひもやらず、むせかへり給(たま)ふほどに」(『源氏物語』)〈最後まで言うこともできず、涙にむせかえりなさるうちに。〉








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