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詮の意味

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学研全訳古語辞典

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せん 【詮】

名詞

結局。究極。


出典平家物語 二・烽火之沙汰


「申し受くるところせんは、ただ重盛(しげもり)が頸(くび)を召され候へ」


[訳] お願いすることの究極は、ただ重盛の首をお取りください。


要点。眼目。


出典無名抄 俊成自讚歌事


「歌のせんとすべきふしを」


[訳] 和歌の眼目とすべきところを。


なすべき方法・手段。


出典古今著聞集 一六


「社司ども、せん尽きて眠(ねぶ)りゐたりける程に」


[訳] 神主たちが、方法がなくなって眠ってしまっているうちに。


効果。かい。しるし。


出典平家物語 九・一二之懸


「ただ一騎大勢の中にかけ入って、討たれたらんは、なんのせんかあらんずるぞ」


[訳] たった一騎で大勢の(敵の)中に駆け込んで、討たれてしまっては、何のかいがあるだろうか。








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