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辿るの意味

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学研全訳古語辞典

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たど・る 【辿る】

[一]他動詞ラ行四段活用

活用{ら/り/る/る/れ/れ}


迷いながら行く。


出典古今集 秋上


「天(あま)の河浅瀬しらなみたどりつつ渡りはてねばあけぞしにける」


[訳] 天の河の浅瀬を(=彦星は)知らないので白波の立つ所を迷いながら行ったものだから、川を渡りきらないうちに夜が明けてしまったよ。


あれこれ思案する。知ろうとする。


出典源氏物語 帚木


「幼心地に深くしもたどらず」


[訳] (小君は)子供心に深くは知ろうとしない。


[二]自動詞ラ行四段活用

活用{ら/り/る/る/れ/れ}


判断に迷う。途方に暮れる。


出典源氏物語 桐壺


「しばしは夢かとのみたどられしを」


[訳] しばらくの間はこれは夢ではないかとばかり途方に暮れなさったが。








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