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迎ふの意味

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むか・ふ 【迎ふ】

他動詞ハ行下二段活用

活用{へ/へ/ふ/ふる/ふれ/へよ}


待ち受ける。用意して待つ。


出典万葉集 一四三〇


「去年(こぞ)の春逢(あ)へりし君に恋ひにてし桜の花はむかへけらしも」


[訳] 去年の春会ったあなたに恋をしてしまった桜の花はあなたを待ち受けていたらしいですね。


(時や時節の)来るのを待ち、受け入れる。


出典奥の細道 出発まで


「馬の口とらへて老いをむかふる者は、日々旅にして旅を栖(すみか)とす」


[訳] 馬の口綱(くちづな)をとって、老年を迎える者は、日々が旅であって旅をすみかとしている。


呼び寄せる。出迎える。


出典源氏物語 浮舟


「石山に、今日、詣(まう)でさせむとて、母君のむかふるなりけり」


[訳] 石山寺に今日参詣(さんけい)させようと思って、母君が呼び寄せたのだった。








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