学研全訳古語辞典 |
みやび 【雅び】
風雅。風流。
出典伊勢物語 一
「昔人は、かくいちはやきみやびをなむしける」
[訳] 昔の人は、このように熱烈な風流を行ったものだった。
参考
⇒雅(みや)び
分類文芸
雅び
分類文芸
奈良時代から平安時代を通じての美的理念の一つ。「里び」「鄙(ひな)び」に対して、繊細な感受性や洗練された言動など、宮廷風・都会風に洗練された優雅の美をいう。『伊勢(いせ)物語』などに色濃くうかがわれる。「あはれ」「をかし」も「雅び」の一面をなしている。
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