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難しげなりの意味

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学研全訳古語辞典

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むつかし-げ・なり 【難しげなり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


むさ苦しい。感じがよくない。


出典源氏物語 若紫


「いとむつかしげに侍(はべ)れど、かしこまりをだにとて」


[訳] たいそうむさ苦しげでございますが、せめてお見舞いのお礼だけでもと存じまして。


気味が悪い。


出典大鏡 道長上


「今宵(こよひ)こそ、いとむつかしげなる夜なめれ」


[訳] 今夜こそ、たいそう気味が悪い夜のようだ。


面倒そうだ。煩わしい。


出典源氏物語 若菜上


「むつかしげにおはするほどを、絶えず抱(いだ)き取り給(たま)へば」


[訳] (生まれたばかりで、扱いに)面倒そうでいらっしゃるほどの(赤ちゃん)を絶えず抱きとりなさるので。


注意

困難そうだ・わかりにくそうだの意ではない。








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