古語:

*井の意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

い 【井・亥・居・率・猪】

⇒ゐ



ゐ 【井】

名詞

泉または流水から飲み水をくみとる所。「走り井」とも。


出典万葉集 三八〇七


「安積山(あさかやま)影さへ見ゆる山のゐの(=序詞(じよことば))浅き心をわが思はなくに」


[訳] 安積山の、ものの影まで見える澄んだ山の水をくみとる所のように、浅い心で(私はあなたを)思っていないのに。


掘り抜き井戸。深く穴を掘って地下水をくみあげる所。


出典伊勢物語 二三


「昔、田舎わたらひしける人の子ども、ゐのもとに出(い)でて遊びけるを」


[訳] 昔、田舎で生計を立てていた人の子供たちが、井戸のところに出て遊んでいたが。








*井のページへのリンク
「*井」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

*井のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




*井のページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS