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*餘の意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
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古語辞典


    



学研全訳古語辞典

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よ 【予・余】

代名詞

わたくし。自分。▽自称の人称代名詞。男性が用いる。


出典奥の細道 出発まで


「よもいづれの年よりか、片雲(へんうん)の風に誘はれて、漂泊(へうはく)の思ひやまず」


[訳] わたしもいつの年からか、ちぎれ雲が風に流されるように居所を定めずにさまよいたいという気持ちが抑えられず。



よ 【余】

名詞

余り。▽数を表す語に付いてそれより少し多いことを表す。


その他。それ以外。



やつかれ 【僕・吾・余・臣】

代名詞

わたくしめ。▽自称の人称代名詞。謙そんしていう語。


出典日本書紀 安閑


「また、やつかれ憂へまをすところなり」


[訳] また、わたくしめは、嘆き申し上げるところだ。


参考

「やつこ(奴)あれ(吾)」の変化した語で、上代は男女ともに用いた。鎌倉時代までは「やつかれ」で、その後「やつがれ」となるが、近世になると、男性の古風な文語的な表現として用いられた。








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