「頃」を解説文に含む見出し語の検索結果(1~10/135件中)
分類連語その時節時節に応ずる。場所がらに順応する。出典枕草子 頃は「頃(ころ)は、…十一、二月、すべてをりにつけつつ、一年(ひととせ)ながらをかし」[訳] 時節は、…十一、十二月、すべてその時節時節に...
分類連語その時節時節に応ずる。場所がらに順応する。出典枕草子 頃は「頃(ころ)は、…十一、二月、すべてをりにつけつつ、一年(ひととせ)ながらをかし」[訳] 時節は、…十一、十二月、すべてその時節時節に...
使役・尊敬の助動詞「す」の已然形。出典枕草子 職の御曹司におはします頃、西の廂にて「かたはらなる人していはすれば」[訳] そばにいる女房を使って言わせると。
感動詞いいえ。いや、別に。▽相手の質問に否定的に応ずる語。出典枕草子 職の御曹司におはします頃、木立などの「また、『あらず』など言へば」[訳] また、(他の女房が)「いいえちがいます」などと言うので。
自動詞カ行四段活用活用{か/き/く/く/け/け}にぎやかに騒ぐ。ざわめく。出典枕草子 内裏は、五節の頃こそ「戸を押し開けてさめき入(い)れば」[訳] 戸を押しあけてざわめいて入ったので。◆「さ」は擬声...
分類連語〔下に打消の語を伴って〕すぐには。ちょっとは。出典枕草子 四月、祭の頃「蔵人(くらうど)思ひしめたる人の、ふとしもえならぬが」[訳] 蔵人になりたいと思いつめている人で、すぐにはなることのでき...
名詞何気ないふり。何事もないようす。▽多く「ことなしびに」の形で副詞的に使う。出典枕草子 二月つごもり頃に「御答(いら)へを、いかでかことなしびに言ひ出(い)でむ」[訳] ご返事を、どうして何気ないふ...
名詞何気ないふり。何事もないようす。▽多く「ことなしびに」の形で副詞的に使う。出典枕草子 二月つごもり頃に「御答(いら)へを、いかでかことなしびに言ひ出(い)でむ」[訳] ご返事を、どうして何気ないふ...
副詞同じことならば。いっそのこと。「おなじうは」とも。出典枕草子 職の御曹司におはします頃、西の廂にて「おなじくは、庭にまことの山を作らせ侍(はべ)らむ」[訳] いっそのこと、庭にほんとうの(雪の)山...
副詞同じことならば。いっそのこと。「おなじうは」とも。出典枕草子 職の御曹司におはします頃、西の廂にて「おなじくは、庭にまことの山を作らせ侍(はべ)らむ」[訳] いっそのこと、庭にほんとうの(雪の)山...
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