「先」を解説文に含む見出し語の検索結果(121~130/341件中)
名詞①先を見通した深い考え。出典保元物語 中「はげたる矢をさしはづす、ゑんりょの程こそ神妙なれ」[訳] 弓につがえた矢をはずす、先を見通した深い考えは殊勝なことである。②他人に...
分類連語…えないだろう。…できそうにない。出典万葉集 三三五三「行きかつましじ眠い先立たね」[訳] (今夜は)行くことができそうにない。先に寝ておくれ。◆上代語。なりたち可能の補助動詞「かつ」の終止形...
分類連語お…になる。お…あそばす。▽強い尊敬の意を表す。出典源氏物語 夕顔「夜更けぬ先に、帰らせおはしませ」[訳] 夜が更けない前にお帰りあそばせ。なりたち尊敬の助動詞「す」の連用形+尊敬の補助動詞「...
分類連語お…になる。お…あそばす。▽強い尊敬の意を表す。出典源氏物語 夕顔「夜更けぬ先に、帰らせおはしませ」[訳] 夜が更けない前にお帰りあそばせ。なりたち尊敬の助動詞「す」の連用形+尊敬の補助動詞「...
自動詞ハ行四段活用活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}揺れ動く。波がうねり立つ。出典万葉集 四三八五「行(ゆ)こ先に波なとゑらひ」[訳] 行く先に波ようねり立つな。◆「とをらふ」の上代の東国方言。
名詞(一)【轅】牛車(ぎつしや)の前方に長く突き出した二本の長い柄。その先に軛(くびき)をつけて牛に引かせる。(二)【長柄】長い柄。また、柄の長い道具・武具。
分類枕詞すすきの穂の意から「穂」「末(うれ)(=穂の先)」「うら」にかかる。出典万葉集 三五六五「はだすすき宇良野(うらの)の山に月(つく)片寄るも」[訳] 宇良野の山に月は傾いたことよ。
分類枕詞すすきの穂の意から「穂」「末(うれ)(=穂の先)」「うら」にかかる。出典万葉集 三五六五「はだすすき宇良野(うらの)の山に月(つく)片寄るも」[訳] 宇良野の山に月は傾いたことよ。
名詞同時に二人以上の院(=上皇・法皇)があるとき、先に院になった上皇。本院。◆後からなった院を「新院」、三人のときは二番目になった院を「中院(ちゆうゐん)」という。
名詞同時に二人以上の院(=上皇・法皇)があるとき、先に院になった上皇。本院。◆後からなった院を「新院」、三人のときは二番目になった院を「中院(ちゆうゐん)」という。