「来」を解説文に含む見出し語の検索結果(291~300/605件中)
分類和歌「年の内に春は来にけりひととせを去年(こぞ)とやいはむ今年とやいはむ」出典古今集 春上・在原元方(ありはらのもとかた)[訳] 年内に立春が来てしまったのだなあ。同じこの一年のことを、去年と言っ...
格助詞《接続》体言に付く。〔連体修飾語を作る〕…の。出典万葉集 八〇二「いづくより来(きた)りしものそまなかひにもとなかかりて安眠(やすい)し寝(な)さぬ」[訳] ⇒うりはめば…。参考同義の「つ」より...
分類和歌「春の野にすみれ摘みにと来(こ)し我そ野をなつかしみ一夜(ひとよ)寝にける」出典万葉集 一四二四・山部赤人(やまべのあかひと)[訳] すみれを摘むために春の野に来たこの私は、野が離れがたいので...
分類連語①…までも。▽「まで」が表す限度の意を「も」で強める。出典徒然草 一三五「尋ね申すまでもなし」[訳] お尋ね申し上げるまでもない。②〔打消の助動詞に付いた「ぬまでも」の...
分類連語①…だろう。▽「む」の推量の意を強調した表現。出典竹取物語 かぐや姫の昇天「かの国の人来(こ)ば、みな開(あ)きなむとす」[訳] あの国(=月の世界)の人が来たら、(戸が)すべて開...
副詞①悶々(もんもん)と。▽気持ちが安定しないようす。出典万葉集 一三〇「ゆくゆくと恋痛きわが背(せ)いで通ひ来(こ)ね」[訳] 悶々と恋に苦しむあなた。さあ、通っていらっしゃい。]...
副詞①悶々(もんもん)と。▽気持ちが安定しないようす。出典万葉集 一三〇「ゆくゆくと恋痛きわが背(せ)いで通ひ来(こ)ね」[訳] 悶々と恋に苦しむあなた。さあ、通っていらっしゃい。]...
分類和歌「夕月夜潮満ち来(く)らし難波江(なにはえ)のあしの若葉にこゆるしらなみ」出典新古今集 春上・藤原秀能(ふぢはらのひでよし)[訳] 空には夕月がかかり、今しも潮が満ちてくるらしい。難波江のあし...
間投助詞《接続》形容詞の連体形、助詞などに付く。〔感動・詠嘆〕…よ。…なあ。出典日本書紀 景行「はしきよし我家(わぎへ)の方(かた)ゆ雲居立ち来(く)も」[訳] なつかしいなあ、私の家の方から雲が立ち...
分類和歌「忘らむて野行(ゆ)き山行きわれ来(く)れどわが父母(ちちはは)は忘れせぬかも」出典万葉集 四三四四・防人歌(さきもりのうた)[訳] 何とか忘れようと、野を行き山を行き、私はやって来たが、どう...