「らむ」を解説文に含む見出し語の検索結果(311~320/554件中)
分類和歌「とどめおきて誰(たれ)をあはれと思ふらむ子はまさるらむ子はまさりけり」出典後拾遺集 哀傷・和泉式部(いづみしきぶ)[訳] 亡くなった娘は、この世に自分の子供たちと母親の私を残して、いったい誰...
形容動詞ナリ活用活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}①心がうつろだ。上の空だ。出典古今集 恋五「秋風は身を分けてしも吹かなくに人の心のそらになるらむ」[訳] 秋風は人の体を中に分...
形容動詞ナリ活用活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}①心がうつろだ。上の空だ。出典古今集 恋五「秋風は身を分けてしも吹かなくに人の心のそらになるらむ」[訳] 秋風は人の体を中に分...
分類和歌「思ふことなど問ふ人のなかるらむ仰げば空に月ぞさやけき」出典新古今集 雑下・慈円(じゑん)[訳] 私が思い悩んでいることを、どうして尋ね慰めてくれる人がいないのだろう。ふと空を仰ぐと、そこには...
分類和歌「かこつべきゆゑを知らねばおぼつかないかなる草のゆかりなるらむ」出典源氏物語 若紫[訳] あなたが恨みごとをおっしゃる理由を知らないので、気がかりです。私は、どんな草のゆかりなのでしょう。鑑賞...
副詞①すばやく。さっと。出典竹取物語 御門の求婚「このかぐや姫、きと影になりぬ」[訳] このかぐや姫は、さっと(実体のない)影になってしまった。②しっかりと。確かに。出典枕草子...
分類和歌「志賀の浦や遠ざかりゆく波間より凍(こほ)りて出(い)づる有り明けの月」出典新古今集 冬・藤原家隆(ふぢはらのいへたか)[訳] 琵琶(びわ)湖の西岸、志賀の浦は、汀(みぎわ)から沖へ湖面が凍っ...
自動詞ハ行四段活用活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}①密集する。出典平家物語 九・木曾最期「ここにしぐらうて見ゆるはたが手やらん」[訳] ここに密集して見えるのは、だれの軍勢だろうか。◇「しぐ...
分類和歌「時知らぬ山は富士の嶺(ね)いつとてか鹿(か)の子まだらに雪の降るらむ」出典新古今集 雑中・在原業平(ありはらのなりひら)・伊勢物語九[訳] 季節を知らない山、それは富士山だ。今をいつだと思っ...
分類和歌「初草の生(お)ひゆく末も知らぬ間にいかでか露の消えむとすらむ」出典源氏物語 若紫[訳] 萌(も)えだしたばかりの初草が、成長してゆく末も知らないうちに、どうして露が消えようとするのでしょうか...