「消」を解説文に含む見出し語の検索結果(81~90/756件中)
分類連語…できない。…しにくい。出典万葉集 六〇七「君をし思(も)へば寝(い)ねかてぬかも」[訳] あなたのことを思うととても寝つくことはできないことよ。なりたち補助動詞「かつ」の未然形+打消の助動詞...
副詞〔下に打消の語を伴って〕これといって。さほど。「さいて」とも。出典源氏物語 若菜下「さして重き罪には当たるべきならねど」[訳] さほど重い罪には当たるはずもないのだけれども。
連体詞〔下に打消の語を伴って〕これといった。たいした。出典宇治拾遺 三・六「わたうたちこそ、させる能もおはせねば」[訳] お前たちこそ、たいした才能もおありでないので。
出典平家物語 敦盛最期[訳] そうした状態でいられることでないので。品詞分解さて=副詞 しも=副助詞 ある=動詞「あり」[連体形] べき=可能の助動詞「べし」[連体形] こと=名詞 なら=断定の助動詞...
出典枕草子 雪のいと高うはあらで[訳] そのようにすわったまま夜を明かせないであろうのに。品詞分解さも=副詞 え=副詞 ゐあかさ=動詞「ゐあかす」[未然形] ざら=打消の助動詞「ず」[未然形] まし=...
出典枕草子 雪のいと高うはあらで[訳] そのようにすわったまま夜を明かせないであろうのに。品詞分解さも=副詞 え=副詞 ゐあかさ=動詞「ゐあかす」[未然形] ざら=打消の助動詞「ず」[未然形] まし=...
分類連語…なかっただろう。…なかったのだろう。出典徒然草 九〇「などか、頭(かしら)ばかりの見えざりけん」[訳] どうして、(その人の)頭だけが見えなかったのだろうか。◆中世以降は「ざりけん」。なりた...
分類連語…しなかった。出典古今集 仮名序「生きとし生けるもの、いづれか歌を詠まざりける」[訳] この世に生を受けているものすべて、どれが歌を詠まなかったか、いや詠まないものはなかった。なりたち打消の助...
分類連語…なかった。出典枕草子 中納言まゐり給ひて「まことにかばかりのは、見えざりつ」[訳] 本当にこれほどのもの(=見事な扇の骨)は、目にし(たことが)なかった。なりたち打消の助動詞「ず」の連用形「...
打消の助動詞「ず」の連体形。出典伊勢物語 二三「筒井(つつゐ)つの井筒にかけしまろが丈(たけ)過ぎにけらしな妹(いも)見ざるまに」[訳] ⇒つつゐつの…。