古語:

大幣の意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

おほ-ぬさ 【大幣】

名詞

大串(おおぐし)に付けた「幣(ぬさ)」。「祓(はら)へ」に用い、終了後、人々がこれを引き寄せて体をなで、罪やけがれを移して川や海に流した。


出典古今集 恋四


「おほぬさの引く手あまたになりぬれば思へどえこそ頼まざりけれ」


[訳] (あなたは)大幣のように(女たちから)引っ張りだこになっているから(私が)恋しく思ったところで頼りにできないことだなあ。


引く手あまた。引っ張りだこ。多情。移り気。▽の用例の和歌から生じた比喩(ひゆ)。


出典大和物語 一六〇


「おほぬさになりぬるひとのかなしきは」


[訳] 引っ張りだこになったあなたが気の毒なのは。◆の用例の和歌は『伊勢(いせ)物語』四十七段にも見える。⇒ぬさ








大幣のページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

大幣のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




大幣のページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS