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晴るの意味

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は・る 【晴る・霽る】

自動詞ラ行下二段活用

活用{れ/れ/る/るる/るれ/れよ}


晴れる。


憂いや悩みが解消する。心がはればれとする。


出典源氏物語 賢木


「ましてはるる世なき、中宮の御心のうちなり」


[訳] それ以上に憂いが解ける間もない、中宮のお心のうちである。


広々とする。


出典源氏物語 末摘花


「額(ひたひ)つきこよなうはれたるに」


[訳] 額のようすはこの上もなく広々としている上に。


広く開ける。見晴らしがきく。


出典方丈記 


「谷しげけれど、西はれたり」


[訳] 谷は草木が茂っているが、西の方は見晴らしがきいている。








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