学研全訳古語辞典 |
じょう 【判官】
律令制で、「四等官」の第三。「次官(すけ)」の次位。公文書の文案の審査などを担当。役所により異なる字を当てる。「ぞう」とも。
ぞう 【判官】
「じょう(判官)」に同じ。
はう-ぐゎん 【判官】
①
「じょう(判官)」に同じ。
②
特に、「検非違使庁(けびゐしちやう)」の第三等官。尉(じよう)。また、「衛門府(ゑもんふ)」の尉で検非違使を兼ねる者。
③
特に、源義経(みなもとのよしつね)の呼び名。▽検非違使の尉であったところから。◆「はんぐゎん」の変化した語。
はん-ぐゎん 【判官】
「はうぐゎん」に同じ。
ほうがん 【判官】
⇒はうぐゎん
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