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有識の意味

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学研全訳古語辞典

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いう-しょく 【有識・有職】

名詞

「いうそく」に同じ。



いう-そく 【有識・有職】

名詞

物知り。博識。▽学問に通じている人。


出典源氏物語 藤裏葉


「天の下のいうそくに物し給(たま)ふめるを」


[訳] 天下の物知りでいらっしゃるようだが。


名人。名手。達人。▽芸能の道に優れた人。


出典源氏物語 若菜下


「ただいま、いうそくの覚え高き、その人かの人」


[訳] 現在、(音楽の)名人として評判の高い、あの人この人。


美人。


出典大鏡 道長下


「いかでかさるいうそくをば、ものげなき若人にては取り込められしぞ」


[訳] どうしてそんな美人を、たいしたことのない若者の身で手に入れなさったのか。


(朝廷・公家などの)儀式・官職などの先例・制度に通じていること。


出典徒然草 四八


「いうそくの振る舞ひ、やんごとなきことなり」


[訳] 儀式・官職の先例に通じた行いは、りっぱなことである。◆「いうしょく」とも。



ゆうそく 【有識・有職】

⇒いうそく








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