学研全訳古語辞典 |
ふたつ-な・し 【二つ無し】
活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}
①
二つとない。たぐいない。
出典万葉集 三二七三
「ふたつなき恋をしすれば」
[訳] (あとにも先にも)二つとない恋をするので。
②
この上ない。
出典土佐日記 二・六
「額(ひたひ)に手を当てて喜ぶことふたつなし」
[訳] (皆は)額に手を当てて喜ぶことこの上ない。
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活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}
①
二つとない。たぐいない。
出典万葉集 三二七三
「ふたつなき恋をしすれば」
[訳] (あとにも先にも)二つとない恋をするので。
②
この上ない。
出典土佐日記 二・六
「額(ひたひ)に手を当てて喜ぶことふたつなし」
[訳] (皆は)額に手を当てて喜ぶことこの上ない。
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