学研全訳古語辞典 |
く-やう 【供養】
①
「三宝(さんぼう)」に対して施しを行うこと。物を供えること、堂塔を建立すること、読経をすることなど。
②
(死者の霊のために)法会(ほうえ)を営むこと。
出典枕草子 故殿の御ために
「故殿(こどの)の御ために、月ごとの十日、経・仏などくやうぜさせ給(たま)ひしを」
[訳] なき殿(=関白道隆)の御ために、毎月十日、写経をし、仏像仏画を作らせるなどして(中宮は)法会を営みなられたが。◆仏教語。
僧が布施(ふせ)を受けた飲食物。◆仏教語。
くよう 【供養】
⇒くやう
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