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幼しの意味

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おさなし 【幼し】

⇒をさなし



をさ-な・し 【幼し】

形容詞ク活用

活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}


小さい。幼少である。幼い。


出典竹取物語 かぐや姫の生ひ立ち


「いとをさなければ、籠(こ)に入れて養ふ」


[訳] (かぐや姫が)とても小さいので、かごに入れて養育する。


幼稚だ。子供っぽい。


出典土佐日記 二・四


「女児(をんなご)のためには、親をさなくなりぬべし」


[訳] (死んだ)女の子のことをおもうために、親は(分別なく)幼稚になってしまうのだろう。


参考

「をさなし」「いとけなし」「いはけなし」はともに幼いの意を表すが、「をさなし」は成熟していない面、「いとけなし」は年齢が少ない面、「いはけなし」は物心がつかず頼りない面を強調することが多い。








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