学研全訳古語辞典 |
かけ-はし 【懸け橋・梯・桟】
①
桟道(さんどう)。険しい崖(がけ)などを通行するために、板などをかけ渡して作った道。
②
はしご。
はし 【階・梯】
①
(庭から建物に上る)階段。きざはし。
出典枕草子 故殿の御服のころ
「はしより高き屋(や)にのぼりたるを」
[訳] (若い人々が)階段から高い鐘楼にのぼったのを。
②
はしご。
出典太平記 二三
「警護の者どもはしをさして軒の上にのぼって見れば」
[訳] 警護の者たちがはしごを掛けて軒の上にのぼって見ると。
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