学研全訳古語辞典 |
ねん-・ず 【念ず】
{語幹〈ねん〉}
①
心の中で祈る。心の中で願う。
出典枕草子 清涼殿の丑寅のすみの
「そなたに向きてなむねんじ暮らし給(たま)ひける」
[訳] そちら(=内裏(だいり)の方)を向いて心の中で祈って一日を過ごしなさった。
②
がまんする。じっとこらえる。
出典宇治拾遺 一・一二
「いま一声(ひとこゑ)呼ばれていらへんと、ねんじて寝たるほどに」
[訳] もう一度呼ばれたら返事をしようと、じっとこらえて寝ているうちに。
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{語幹〈ねん〉}
①
心の中で祈る。心の中で願う。
出典枕草子 清涼殿の丑寅のすみの
「そなたに向きてなむねんじ暮らし給(たま)ひける」
[訳] そちら(=内裏(だいり)の方)を向いて心の中で祈って一日を過ごしなさった。
②
がまんする。じっとこらえる。
出典宇治拾遺 一・一二
「いま一声(ひとこゑ)呼ばれていらへんと、ねんじて寝たるほどに」
[訳] もう一度呼ばれたら返事をしようと、じっとこらえて寝ているうちに。
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