学研全訳古語辞典 |
しゃう 【正】
①
諸司(主水司(もんどのつかさ)・采女(うねめの)司など)の長官。「かみ」とも。
②
本当の事。真実。
しゃう- 【正】
①
同一の位階を上下二つに区分して、その上位を表す。「じゃう」とも。[反対語] 従(じゆ)。
②
数の上に付けて、ちょうど・きっちりの意を表す。
参考
位階の「正」は、近世までは「じゃう」と濁るのが普通で、「正一位稲荷(いなり)大明神」などのように神位を表すときだけ「しゃう」と清音を用いた。
ショウ 【上・正・生・庄・床・声・性・尚・姓・荘・相・清・省・将・唱・笙・菖・装・掌・聖・鉦・障・箏・精・請・賞】
⇒しゃう
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