古語:

正にの意味

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学研全訳古語辞典

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まさ-に 【正に・当に】

副詞

確かに。間違いなく。


出典仏足石歌 


「踏める足跡(あと)を見つつ偲(しの)はむ直(ただ)に会ふまでにまさに会ふまでに」


[訳] (仏の)踏んだ足跡を見ながら慕おう。直接に会うまで、確かに会うまで。


いま現に。ちょうど今。


出典平家物語 四・山門牒状


「王法の牢籠(らうろう)、まさにこの時に当たれり」


[訳] 天子の政治が衰えることは、ちょうど今この時に当たっている。


〔下に反語表現を伴って〕どうして…か(いや、そうではない)。


出典竹取物語 かぐや姫の昇天


「何人(なにびと)か迎え聞こえむ。まさに許さむや」


[訳] だれがお迎え申し上げようか。(それを)どうして許そうか、いや許しはしない。








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