学研全訳古語辞典 |
たま-かつま 【玉勝間・玉籠】
分類枕詞
「かつま」は、かごの意。竹かごは蓋(ふた)と身とが合うことから「逢(あ)ふ」にかかり、「逢ふ」に似た音の地名「安部(あべ)」にもかかる。また、地名「鳥熊山(とりくまやま)」にかかるが、かかる理由未詳。
出典万葉集 二九一六
「たまかつま逢はむといふは誰(たれ)なるか」
[訳] 会おうというのはだれなのですか。◆「たま」は接頭語で美称。
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「かつま」は、かごの意。竹かごは蓋(ふた)と身とが合うことから「逢(あ)ふ」にかかり、「逢ふ」に似た音の地名「安部(あべ)」にもかかる。また、地名「鳥熊山(とりくまやま)」にかかるが、かかる理由未詳。
出典万葉集 二九一六
「たまかつま逢はむといふは誰(たれ)なるか」
[訳] 会おうというのはだれなのですか。◆「たま」は接頭語で美称。
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