学研全訳古語辞典 |
もも-づたふ 【百伝ふ】
分類枕詞
①
数を数えていって百に達するの意から「八十(やそ)」や、「五十(い)」と同音の「い」を含む地名「磐余(いはれ)」にかかる。
出典万葉集 四一六
「ももづたふ磐余の池に鳴く鴨(かも)を」
[訳] ⇒ももづたふ…。
②
多くの地を伝って遠隔の地へ行くの意から遠隔地である「角鹿(つぬが)(=敦賀(つるが))」「度逢(わたらひ)」に、また、遠くへ行く駅馬が鈴をつけていたことから「鐸(ぬて)(=大鈴)」にかかる。
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分類枕詞
①
数を数えていって百に達するの意から「八十(やそ)」や、「五十(い)」と同音の「い」を含む地名「磐余(いはれ)」にかかる。
出典万葉集 四一六
「ももづたふ磐余の池に鳴く鴨(かも)を」
[訳] ⇒ももづたふ…。
②
多くの地を伝って遠隔の地へ行くの意から遠隔地である「角鹿(つぬが)(=敦賀(つるが))」「度逢(わたらひ)」に、また、遠くへ行く駅馬が鈴をつけていたことから「鐸(ぬて)(=大鈴)」にかかる。
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