学研全訳古語辞典 |
きほ・ふ 【競ふ】
活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}
①
争う。張り合う。
出典万葉集 一六四九
「今日降りし雪にきほひてわが宿の冬木の梅は花咲きにけり」
[訳] 今日降った雪に張り合ってわたしの屋敷の冬枯れの梅は花が咲いたことよ。
②
先を争って散る。散り乱れる。
出典源氏物語 帚木
「風にきほへる紅葉の乱れなど」
[訳] 風に先を争って散っている紅葉の散り乱れるようすなど。
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活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}
①
争う。張り合う。
出典万葉集 一六四九
「今日降りし雪にきほひてわが宿の冬木の梅は花咲きにけり」
[訳] 今日降った雪に張り合ってわたしの屋敷の冬枯れの梅は花が咲いたことよ。
②
先を争って散る。散り乱れる。
出典源氏物語 帚木
「風にきほへる紅葉の乱れなど」
[訳] 風に先を争って散っている紅葉の散り乱れるようすなど。
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