学研全訳古語辞典 |
あらあら-・し 【粗粗し】
活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}
①
ひどく粗雑だ。
出典源氏物語 浮舟
「さすがにあらあらしくて隙(ひま)ありけるを」
[訳] やはりひどく粗雑であって透き間があったのを。
②
いかにも粗末だ。
出典徒然草 二八
「布の帽額(もかう)あらあらしく」
[訳] 布製の帽額(=御簾(みす)の上部に横長に引く幕)はいかにも粗末で。
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活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}
①
ひどく粗雑だ。
出典源氏物語 浮舟
「さすがにあらあらしくて隙(ひま)ありけるを」
[訳] やはりひどく粗雑であって透き間があったのを。
②
いかにも粗末だ。
出典徒然草 二八
「布の帽額(もかう)あらあらしく」
[訳] 布製の帽額(=御簾(みす)の上部に横長に引く幕)はいかにも粗末で。
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