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綸言汗の如しの意味

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りんげん-あせ-の-ごとし 【綸言汗の如し】

名詞

一度体から出た汗が再び体内に戻れないように、君主の言葉も一度口から出たら取り消すことができないということ。


出典平家物語 三・頼豪


「『天子には戯(たはぶ)れの詞(ことば)なし。りんげんあせのごとし』とこそ承れ」


[訳] 「天子には冗談の言葉はない。天子のお言葉は汗のように、一度出れば取り消せない」とうかがっている。


参考

『漢書(かんじよ)』劉向(りゆうきよう)伝の「号令汗の如し。汗は出(い)でて反(かへ)らず」による成句。








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