学研全訳古語辞典 |
つゆ-け・し 【露けし】
活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}
①
露にぬれてしめっぽい。
出典源氏物語 賢木
「道のほど、いとつゆけし」
[訳] 道の途中は、とても露にぬれてしめっぽい。
②
涙がちである。
出典源氏物語 桐壺
「若宮の、いとおぼつかなく、つゆけき中に過ぐし給(たま)ふも」
[訳] 若宮がとても気がかりで、涙がちのうちにおすごしになるのも。◆「けし」は接尾語。
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活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}
①
露にぬれてしめっぽい。
出典源氏物語 賢木
「道のほど、いとつゆけし」
[訳] 道の途中は、とても露にぬれてしめっぽい。
②
涙がちである。
出典源氏物語 桐壺
「若宮の、いとおぼつかなく、つゆけき中に過ぐし給(たま)ふも」
[訳] 若宮がとても気がかりで、涙がちのうちにおすごしになるのも。◆「けし」は接尾語。
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