「なれども」を解説文に含む見出し語の検索結果(11~20/40件中)
形容動詞ナリ活用活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}忠義だ。出典平家物語 二・教訓状「無双(ぶさう)のちゅうなれども」[訳] (天下の反乱を鎮めたのは)このうえもない忠義だが。
副詞これぐらい。この程度。出典徒然草 四一「かほどの理(ことわり)誰(たれ)かは思ひよらざらんなれども」[訳] (無常という)この程度の道理は、だれでも思いつかないはずはないのだが。
副詞これぐらい。この程度。出典徒然草 四一「かほどの理(ことわり)誰(たれ)かは思ひよらざらんなれども」[訳] (無常という)この程度の道理は、だれでも思いつかないはずはないのだが。
形容詞ク活用活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}この上もない。限りがない。出典徒然草 一〇一「きはまりなき失礼(しちらい)なれども」[訳] この上もない失態だが。
形容詞ク活用活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}この上もない。限りがない。出典徒然草 一〇一「きはまりなき失礼(しちらい)なれども」[訳] この上もない失態だが。
形容動詞ナリ活用活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}道理に外れている。「ぶたうなり」とも。出典落窪物語 三「衛門(ゑもん)の督(かみ)のむだうなるやうなれども」[訳] 衛門の督が道理に外れて...
形容動詞ナリ活用活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}道理に外れている。「ぶたうなり」とも。出典落窪物語 三「衛門(ゑもん)の督(かみ)のむだうなるやうなれども」[訳] 衛門の督が道理に外れて...
連体詞(世に)評判の。名高い。有名な。出典平家物語 四・宮御最期「うち甲(かぶと)も痛手なれども、きこゆる大力(だいぢから)なりければ」[訳] うちかぶとを射られたのも重傷ではあるけれども、名高い大力...
連体詞(世に)評判の。名高い。有名な。出典平家物語 四・宮御最期「うち甲(かぶと)も痛手なれども、きこゆる大力(だいぢから)なりければ」[訳] うちかぶとを射られたのも重傷ではあるけれども、名高い大力...
名詞①「へんぢ」に同じ。出典徒然草 二二〇「何事もへんどはいやしく、かたくななれども」[訳] 何事につけても片いなかは粗末で、粗野であるけれども。②郊外。近郊。都に近い片いなか...