古語:

わざとの意味

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古語辞典


    

「わざと」を解説文に含む見出し語の検索結果(11~20/67件中)

名詞相手として遊び、心を慰めること。また、そのもの。その対象となる物・物事・人にいう。出典源氏物語 少女「春のもてあそびをわざとは植ゑて」[訳] 春の慰めになるものをわざわざ考えて植えて。
他動詞タ行四段活用活用{た/ち/つ/つ/て/て}申し上げる。わざと聞こえるように申し上げる。出典枕草子 淑景舎、東宮に「『うしろめたきわざかな』ときこえごつ人々もをかし」[訳] 「気がとがめることだ」...
他動詞タ行四段活用活用{た/ち/つ/つ/て/て}申し上げる。わざと聞こえるように申し上げる。出典枕草子 淑景舎、東宮に「『うしろめたきわざかな』ときこえごつ人々もをかし」[訳] 「気がとがめることだ」...
副詞①わざわざ。出典徒然草 三二「わざとならぬ匂(にほ)ひ、しめやかにうちかをりて」[訳] わざわざ焚(た)いたとも思われない(香の)かおりが、もの静かに薫って。②格別に。取り...
副詞①わざわざ。出典徒然草 三二「わざとならぬ匂(にほ)ひ、しめやかにうちかをりて」[訳] わざわざ焚(た)いたとも思われない(香の)かおりが、もの静かに薫って。②格別に。取り...
分類連語修行者めく。修行者ふうのさまをする。出典枕草子 正月に寺にこもりたるは「いとわざと尊くしもあらず、すぎゃうざだちたる法師の蓑(みの)うち着たるなどが」[訳] 特にありがたいという感じよりも、修...
分類連語修行者めく。修行者ふうのさまをする。出典枕草子 正月に寺にこもりたるは「いとわざと尊くしもあらず、すぎゃうざだちたる法師の蓑(みの)うち着たるなどが」[訳] 特にありがたいという感じよりも、修...
分類連語心から。自分の考えで。出典新古今集 雑下「つくづくと思へば安き世の中をこころと嘆くわが身なりけり」[訳] つくづくと考えてみれば、安らかなこの世であるのに、自分の考えでわざと嘆いている身であっ...
分類連語心から。自分の考えで。出典新古今集 雑下「つくづくと思へば安き世の中をこころと嘆くわが身なりけり」[訳] つくづくと考えてみれば、安らかなこの世であるのに、自分の考えでわざと嘆いている身であっ...
自動詞カ行四段活用活用{か/き/く/く/け/け}格別に心配りしているように見える。わざとらしく見える。ことさらめく。出典源氏物語 初音「わざとめき由(よし)ある火桶(ひをけ)に」[訳] 特別に意匠をこ...


   

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