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しめやかなりの意味

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学研全訳古語辞典

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しめ-やか・なり

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


(ようすが)ひっそりと静かだ。


出典源氏物語 竹河


「殿の内もしめやかになり行く」


[訳] 邸内もひっそりと静かになっていく。


もの静かだ。しとやかだ。


出典徒然草 三二


「わざとならぬ匂(にほ)ひ、しめやかにうちかをりて」


[訳] わざわざ焚(た)いたとも思われない(香の)かおりが、もの静かに薫って。


しみじみと感ずる。しんみりとする。


出典徒然草 一二


「同じ心ならん人と、しめやかに物語りして」


[訳] 気の合った人と、しんみりと話をして。◆「やか」は接尾語。








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