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一念の意味

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いち-ねん 【一念】

名詞

きわめて短い間。一刹那(いつせつな)。一瞬。


出典徒然草 一〇八


「ただ今のいちねん」


[訳] 今の一瞬。◇仏教語。


ひとたび心に仏を念ずること。また、一回念仏を唱えること。


出典歎異抄 一四


「いちねん申せば」


[訳] 一回念仏を唱え申すならば。◇仏教語。


ひたすら思いつめること。また、その心。執念。


出典源氏物語 横笛


「今はのとぢめいちねんのうらめしきも」


[訳] 臨終に際して執念のうらめしい心も。








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