古語:

仕掛くの意味

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し-か・く 【仕掛く・仕懸く】

他動詞カ行下二段活用

活用{け/け/く/くる/くれ/けよ}


(行為を、他に)及ぼす。仕掛ける。


出典枕草子 殿などのおはしまさで後


「さるがうしかくるに」


[訳] おどけたしぐさを仕掛けると。


水などを掛ける。ひっかける。


出典宇津保物語 蔵開上


「父君に尿(しと)多(ふさ)にしかけつ」


[訳] 父君に尿をたくさんひっかけた。


(装置・工夫などを)細工する。仕掛ける。


出典日本永代蔵 浮世・西鶴


「中に火鉢をしかけ」


[訳] 中に火鉢を仕掛け。


操作する。ごまかす。▽「しかけ


」の行為をする。


出典日本永代蔵 浮世・西鶴


「油も、壱升弐匁(いつしようにもんめ)の折から、弐匁三分(にもんめさんぶ)にしかけられ」


[訳] 油の値も一升二匁のときなのに二匁三分にごまかされ。








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