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寄る辺の意味

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よる-べ 【寄る辺】

名詞

身を寄せる所。頼りとする所。


出典古今集 恋三


「よるべ無み身をこそ遠く隔てつれ」


[訳] 頼りとする所がないので私の身は遠く離れているが。


頼みとする配偶者。


出典源氏物語 玉鬘


「妹たちも、年ごろ経(へ)ぬるよるべを捨てて、この御供にしたふ」


[訳] 妹たちも、長年連れ添った頼みとする配偶者を捨てて、このお供にと後を追っていく。◆古くは「よるへ」とも。








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