学研全訳古語辞典 |
しま 【島】
①
周りを水で囲まれた陸地。
②
(水上にいて眺めた)水辺の土地。
出典万葉集 三二三二
「しま伝ひ見れども飽かずみ吉野の滝もとどろに落つる白波」
[訳] 水辺の土地を伝い見ても見飽きない吉野の滝が音をたてて落ちる白いしぶきよ。
③
庭の泉水の中にある築山(つきやま)。また、泉水・築山のある庭園。◇「山斎」とも書く。
④
遊廓。色町。▽周囲から隔てられた特定の地域の意から。◇近世語。
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①
周りを水で囲まれた陸地。
②
(水上にいて眺めた)水辺の土地。
出典万葉集 三二三二
「しま伝ひ見れども飽かずみ吉野の滝もとどろに落つる白波」
[訳] 水辺の土地を伝い見ても見飽きない吉野の滝が音をたてて落ちる白いしぶきよ。
③
庭の泉水の中にある築山(つきやま)。また、泉水・築山のある庭園。◇「山斎」とも書く。
④
遊廓。色町。▽周囲から隔てられた特定の地域の意から。◇近世語。
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