古語:

徒人の意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

あだ-びと 【徒人】

名詞

移り気な人。浮気者。



かち-びと 【徒人・歩人】

名詞

徒歩で行く人。



ただ-うど 【直人・徒人】

名詞

「ただびと」に同じ。◆「ただびと」のウ音便。



ただ-びと 【直人・徒人】

名詞

普通の人間。常人。▽神・仏などに対していう。


出典竹取物語 御門の求婚


「げにただびとにはあらざりけりと思(おぼ)して」


[訳] (かぐや姫の言うとおり)なるほど普通の人間ではなかったのだなあとお思いになって。


臣下。人臣。▽天皇や皇后などに対していう。


出典伊勢物語 三


「まだ帝(みかど)にも仕うまつり給(たま)はで、ただびとにておはしましける時のことなり」


[訳] まだ天皇にもお仕え申し上げなさらないで、臣下でいらっしゃった時のことである。


普通の貴族。普通の身分の人。▽摂政・関白などの上級貴族に対していう。


出典源氏物語 若紫


「いと悩ましげに読みゐたる尼君、ただびとと見えず」


[訳] たいへん苦しそうに経を読みながら座っている尼君は、普通の身分の人には見えない◆「ただうど」とも。








徒人のページへのリンク
「徒人」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

徒人のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




徒人のページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS