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悍しの意味

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おず・し 【悍し】

形容詞ク活用

活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}


「おぞし


」に同じ。


出典古事記 仁徳


「大后(おほきさき)のおずきに因(よ)りて」


[訳] 皇后の気性が激しいのが原因で。



おぞ・し 【悍し】

形容詞ク活用

活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}


勝ち気だ。強情だ。


出典源氏物語 東屋


「はやりかにおぞき人にて」


[訳] せっかちで強情な人で。


恐ろしい。こわい。


出典源氏物語 蜻蛉


「おどろおどろしく、おぞきやうなり」


[訳] ぎょうぎょうしく、恐ろしいようすである。








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