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搔き付くの意味

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学研全訳古語辞典

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かき-つ・く 【搔き付く】

[一]自動詞カ行四段活用

活用{か/き/く/く/け/け}


とりつく。しがみつく。


出典徒然草 八九


「やがてかきつくままに、頸(くび)のほどを食はんとす」


[訳] (猫またという怪獣が)いきなりとりつくとすぐに、首のあたりを食おうとする。


頼りにする。


出典源氏物語 蓬生


「冬になり行くままに、いとどかきつかむ方なく」


[訳] 冬になってゆくにつれて、ますます頼りにするところもなく。◆「かき」は接頭語。


[二]他動詞カ行下二段活用

活用{け/け/く/くる/くれ/けよ}


取り付ける。身につける。


出典古今著聞集 四四一


「弓矢かきつけて」


[訳] 弓矢を身につけて。◆「かき」は接頭語。








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