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時知り顔なりの意味

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ときしり-がほ・なり 【時知り顔なり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


いかにも時節をわきまえているかのような、得意そうな顔つきだ。


出典源氏物語 薄雲


「心やりてときしりがほなるも、あはれにこそ」


[訳] (草の花が)思うままに時節をわきまえているかのような得意そうな顔なのも、しみじみとした思いだ。








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