学研全訳古語辞典 |
ごふ-くゎ 【業火】
①
悪業(あくごう)の報いとして、地獄に落ちた罪人を焼き苦しめる猛火。悪業の報いとしての火災のたとえにもいう。◇仏教語。
②
ほかの人を害する悪業のたとえ。
出典平家女護島 浄瑠・近松
「死したる千鳥(ちどり)がむくろより現れ出(い)づる瞋恚(しんい)のごふくゎ」
[訳] 死んだ千鳥(という女)の体から現れ出た怒りと恨みの悪業。
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①
悪業(あくごう)の報いとして、地獄に落ちた罪人を焼き苦しめる猛火。悪業の報いとしての火災のたとえにもいう。◇仏教語。
②
ほかの人を害する悪業のたとえ。
出典平家女護島 浄瑠・近松
「死したる千鳥(ちどり)がむくろより現れ出(い)づる瞋恚(しんい)のごふくゎ」
[訳] 死んだ千鳥(という女)の体から現れ出た怒りと恨みの悪業。
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