古語:

浮き寝の意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

うき-ね 【浮き寝】

名詞

水鳥が水上に浮いたまま寝ること。


(水上にとめた)船で寝ること。


流す涙に浮くほどの悲しみをいだいて寝ること。また、落ち着かず不安な思いで寝ること。


出典万葉集 五〇七


「しきたへの(=枕詞(まくらことば))枕ゆくくる涙にそうきねをしける恋の繁(しげ)きに」


[訳] 枕からもれ流れる涙に浮くほどの悲しみをいだいて寝たことだ、恋心が絶えることがないので。


(夫婦でない男女の)一時的な共寝。転じて、仮の男女関係。


出典源氏物語 帚木


「いとかう仮なるうきねの程を思ひ侍(はべ)るに」


[訳] まったくこのようなかりそめである一時的な共寝のありさまを思いますと。








浮き寝のページへのリンク
「浮き寝」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

浮き寝のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




浮き寝のページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS