学研全訳古語辞典 |
らう-ろう 【牢籠】
①
苦境に立つこと。
②
衰えること。
出典平家物語 四・山門牒状
「王法(わうぼふ)のらうろう、まさにこの時にあたれり」
[訳] 天子の政治が衰えることは、ちょうど今この時に当たっている。
手に入れて自分の物にすること。まるめ込むこと。手もとで思い通りにすること。
出典源氏物語 藤袴
「おほぞうの宮仕への筋に、らうろうせむと」
[訳] 通り一遍の宮仕えにして、手もとで思い通りにしようと。
牢篭のページへのリンク |
古語辞典
約23000語収録の古語辞典
|
|
学研全訳古語辞典 |
①
苦境に立つこと。
②
衰えること。
出典平家物語 四・山門牒状
「王法(わうぼふ)のらうろう、まさにこの時にあたれり」
[訳] 天子の政治が衰えることは、ちょうど今この時に当たっている。
手に入れて自分の物にすること。まるめ込むこと。手もとで思い通りにすること。
出典源氏物語 藤袴
「おほぞうの宮仕への筋に、らうろうせむと」
[訳] 通り一遍の宮仕えにして、手もとで思い通りにしようと。
牢篭のページへのリンク |
牢篭のページの著作権
古語辞典
情報提供元は
参加元一覧
にて確認できます。
©GAKKEN 2024 Printed in Japan |