学研全訳古語辞典 |
もの-ふ・る 【物旧る・物古る】
活用{り/り/る/るる/るれ/りよ}
①
どことなく古びる。古めかしくなる。
出典徒然草 一〇
「木立(こだち)ものふりて、わざとならぬ庭の草も」
[訳] 木立がどことなく古びて、特に手をかけたようでもない庭の草も。
②
年をとる。年寄りじみる。
出典源氏物語 蓬生
「いとものふりたる声にて」
[訳] たいそう年をとった声で。◆「もの」は接頭語。
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活用{り/り/る/るる/るれ/りよ}
①
どことなく古びる。古めかしくなる。
出典徒然草 一〇
「木立(こだち)ものふりて、わざとならぬ庭の草も」
[訳] 木立がどことなく古びて、特に手をかけたようでもない庭の草も。
②
年をとる。年寄りじみる。
出典源氏物語 蓬生
「いとものふりたる声にて」
[訳] たいそう年をとった声で。◆「もの」は接頭語。
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