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用の意味

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学研全訳古語辞典

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よう 【用】

名詞

用事。用件。所用。


出典徒然草 一七〇


「ようありて行きたりとも、その事果てなば、とく帰るべし」


[訳] 用事があって人の家に行ったとしても、その用事が終わったら、すぐに帰るのがよい。


必要。入用。費用。


出典徒然草 五五


「造作(ざうさく)は、ようなき所をつくりたる、見るもおもしろく」


[訳] 建物は必要のない所を造っておくのが、見ても情趣があり。


効用。用途。役立つこと。


出典許六離別詞 俳文・芭蕉


「その学ぶ事二つにして、ようをなす事を一(いつ)なり」


[訳] それを学ぶ事は二つだが、効用は一つである。


事物の作用。はたらき。「ゆう」とも。▽「体(たい)(=本体)」に対していう。








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