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蜻蛉返りの意味

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とんばう-がへり 【蜻蛉返り】

名詞

刀のさばき方の一つ。身軽に向きを変えて後方を切ること。


出典平家物語 四・橋合戦


「蜘蛛手(くもで)・角縄(かくなは)・十文字、とんばうがへり・水車(みづぐるま)、八方すかさず斬きったりけり」


[訳] 蜘蛛手・角縄・十文字、とんぼ返り・水車などの刀さばきで、八方すき間なく斬りまくったのだった。


とんぼ返り。


参考

空を飛ぶ蜻蛉(とんぼ)が急に身をひるがえす動作に似ることから。の用例は、軍記物語の乱戦の場面によく用いられる描写。








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