学研全訳古語辞典 |
くゎん-・ず 【観ず】
活用{ぜ/じ/ず/ずる/ずれ/ぜよ}
①
(心静かに)深く観察して真理を悟る。
出典平家物語 一一・大臣殿被斬
「善も悪も空(くう)なりとくゎんずるが」
[訳] 善も悪も、それ自体には絶対的な実体がないと真理を悟るのが。◇仏教語。
②
深く考える。静かに思い巡らす。
出典徒然草 一〇八
「心、常に風雲の思ひをくゎんぜしかば」
[訳] 心のうちに、常に、機会を得て功名を立てようとする望みを静かに思い巡らせていたので。
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活用{ぜ/じ/ず/ずる/ずれ/ぜよ}
①
(心静かに)深く観察して真理を悟る。
出典平家物語 一一・大臣殿被斬
「善も悪も空(くう)なりとくゎんずるが」
[訳] 善も悪も、それ自体には絶対的な実体がないと真理を悟るのが。◇仏教語。
②
深く考える。静かに思い巡らす。
出典徒然草 一〇八
「心、常に風雲の思ひをくゎんぜしかば」
[訳] 心のうちに、常に、機会を得て功名を立てようとする望みを静かに思い巡らせていたので。
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